今年度、入社した新入社員の津金澤です。
私は入社前の5ヶ月間、弊社のインターンシップに参加していました。その期間を含め今現在に至るまでに学んだとても大切なことについてお話ししたいと思います。
それは、題名にある通り「自分に勝つこと」です。おそらくビジネス以外に於いても自身の夢や目標を追う者であれば大事にしていることだと思います。他人からの依頼でも何でもない、自分だけの夢や目標は叶えなければいけないといった強制力はないため好きなタイミングで辞めて諦めることができます。つまり、それを達成するためには自分自身と常に戦い続け、そして勝ち続けなければいけません。私はこの最も大切なことをインターンシップで学びました。

「負け癖がついたら、一生負け続ける」

インターンシップ期間中に架電ロープレで躓いていた際に、「負け癖がついたら、一生負け続ける」というご指導をいただき痛感しました。過去を振り返ると気づかないうちに負けてしまっていたことに気づき、最近では些細なことでも疲労やモチベーションなどを言い訳に後回しにすると、その瞬間に「負けるな！負け癖をつけるな！」と自分自身に言い聞かせ発破をかけています。
インターンシップは終わり正社員として新社会人生活が始まって１ヶ月が経ち、業務の流れや商材についての詳細などが少しずつ見えてくると、自分の現在地が夢や目標から果てしなく離れていることが分かり、同時にこれから学ぶべきことが膨大にあることを知りました。ゴールが離れているほど投げ出したくなることもありますが、苦境の中だからこそライバル相手だけでなく自分自身と戦い続ける強さを持つことが大切だと思いました。

逆境を乗り越えた、池江選手

日本女子競泳の池江璃花子選手は2019年2月に白血病と診断されました。その後、約10ヶ月におよぶ入院生活を強いられ、体重も筋肉も激減しとても試合に出られるような体ではなくなってしまいました。ある記事では、「闘病は死ぬほどきつかった。水泳を始めて築き上げてきた15年間はゼロになるかもしれない。」と綴り病気に苦しみ悩まされていました。しかし、大病を乗り越え今年4月4日、日本選手権の女子100mバタフライで優勝するだけでなく、東京オリンピックへの切符を勝ち取りました。これほどの復活劇を果たすとは誰も予想しなかったと思います。
おそらくニュースや新聞だけでは伝わりきれない努力があり、退院後思い悩むことはたくさんあったと思いますが彼女自身の目標に向って一切の妥協や甘えなく練習に励み自分自身と戦っていたのではないかと思います。

夢や目標に対する“強い”思い

このように夢や目標を抱き自分の成長を目指す者は誰にも負けないほどの「強い思い」を持っていて、そして偉業を成し遂げる人物はどんなに困難な状況下でも自分自身との戦いには負けない強さを持っていると思いました。
私はこれから「自分との約束は必ず守る」ことを意識し、やらなければいけないことは徹底して手を抜かずに行う、やり抜く力（GRIT）を持って邁進していきたいですし、今後上手く物事が運ばない時でも「自分に勝つ」ことの大切さを常に持ち続け、自分自身と戦っていこうと思います。