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ギブアンドテイクの考え方

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ギブアンドテイクの考え方

こんにちは。マーケティングリサーチャーのNです。

さっそくですが、【ギブアンドテイク】と聞いてあなたはどう思いますか?
ギブアンドテイクというと打算的でちょっとネガティブな感じに捉えられることが多いのですが、仕事上でもプライベートでもこの考え方、私は好きです。
どちらかといえば、「持ちつ持たれつ」や「Win-Win」な関係を築くという意味で捉えています。

アメリカの心理学者であるアダム・グラントさんの著書
GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代をご存知でしょうか。

こちらの著書では「ギバー(与える人)」「テイカー(奪う人)」「マッチャー((損得のバランスを考える人)」の3種類の人間がいる、と書かれています。
こちらの著書はぜひ読んでいただきたいのですが、本を読む時間が取れないという方はTEDでアダム・グラントさんのスピーチがアップされているので参照にしていただきたいです。

自分の事は後回しで人の仕事ばっかり請け負って損している人、身近にいたり、または自分だと思い当たる人はいませんか?
またはそういう人に雑務を押し付けて成果だけ奪って自分の評価を上げているような人はどうでしょう?
前者がギバー、後者がテイカーです。
奪われるギバーは組織での評価は低く、また仕事を請け負いすぎていずれパンクします。
または助けるのが馬鹿馬鹿しくなってギバーをやめてしまいます。
テイカーは、今はよくともいつかは孤立し、つぶされます。
じゃあどうすればいいのか。そこでギブアンドテイクです。
ギバーが損をしない、疲弊しない環境=助け合う事が当たり前の環境をつくらなくてはいけません。
自分はギバーであるという自覚がある方は周りの人に「手伝ってほしい」と勇気を持って言ってみましょう。
親切の8割はお願いから始まるそうです。
そして助けてもらったら悪いなぁと思わず、その分どこかで相手を助けてあげればいいのです。

日本人は「図々しいのでは?」「嫌な思いをさせるのでは?」と考えすぎて、自分から「助けて」と言えない人が多いように感じます。
私もそうでした。
ですが、助け合いの輪を広げるためにも、自分を守るためにも助け合いは大切です。
自分が損をすればいいと思っては決していけません。

助け合いという意味でのギブアンドテイクが組織間で浸透すればいいなと思います。