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定性評価について

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定性評価について

突然ですが、「評価制度」と聞いて、皆様はどのようなイメージを思い浮かべますでしょうか。エージェント業務を通じて、多くの企業様の評価指標・評価制度を見聞きすることがあります。各社、様々な詳細ルールがあるかと思いますが、一般的な概念として以下が挙げられます。
・定量評価:数値化されたデータを材料とし客観的評価
・定性評価:数値では表現できない事象など
前者は、売上、利益など、字のごとく数値化されたものですが、今回は、後者の「定性評価」に焦点を絞り、纏めてみました。

当社の定性評価と方法

思いやり、素直、前向き、責任感、礼節、感謝・報恩、向上心、一生懸命、元気な挨拶と笑顔の交流

上記9つのキーワードは、「心得」として当社の大事にしている定性評価の指標です。
言わずもがな、全て大事な要素であり例えるなら炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、といった感じでしょうか。

わかりやすくご紹介したいが為の“思いやり”過剰により、一部“礼節”さを欠いた比喩、失礼致しました。話を戻します。
数値化できない為、抽象度合は高まり主観が含まれることもしばしばです。
然しながら、A氏がB氏を評価するという一方通行ではなく、B氏もA氏を評価し、C氏もD氏もB氏を評価するという具合に、多方面から判断(360度評価)することで、より客観的な評価となり、当社も実践中です。

本当に大事なこと

炭水化物が多少足りなくとも、空元気のエネルギーで走ることはできます。
ビタミンが不足しがちでも、お風呂上りに少しケアをすれば誤魔化すことができます。

神は細部に宿る、と言いますが1人の人間の本質、素質はなかなか変え難いものがあります。まるで自然です。長い年月を経て構築されます。
人間の場合は、様々な境遇・価値観に触れて構築される上に感情をも持ち併せます。

空元気で走り続けていてもいつかエネルギーは尽き、気づいたときには再起不能。
その場しのぎのケアだけでは、いつの日かそのつけが回ってきて取り返しがつかない。

一朝一夕でどうにかなる問題ではなく、変えようものなら時間も労力も要します。
仮に変えられたと思っても、そこからがスタートで全て積み上げ式です。
また、いつまで経っても嫌いなもの、苦手なものは存在し続けます。
その上、拍車をかけるようにこれらの項目に公式のような正解はなく、十人十色であるからこそ個性であり、それらの集合体である組織にも”味”が出ます。
正解はないですが、大多数が“美味しい”と感じやすい味は存在します。(360度評価)
自分自身に向き合い、それぞれが自己研鑽をすることで強い個が生まれ、補いながら強い組織になるのではないでしょうか。

日々精進していきたいと思う、今日この頃。