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仕事上の思いやりとは?

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T.K

仕事上の思いやりとは?

思いやりとは何でしょうか?
私は仕事の上での思いやりは「お互いの能力を補完すべく、最適解のサポートができること」と考えています。

弊社には心得制度というものがあり、思いやりから始まり仕事を遂行するうえで必要な9つの能力を評価する制度があります。
その一番冒頭にくる心得が「思いやり」ですが、私の見解は先述とおりです。

例に出すと、営業職ならば実力上位もしくは確固たる得意領域がある場合において、それらのノウハウを他者に伝えるべく、暗黙知から形式知に変えることができる。
そして相手がわかるまで寄り添うことが最大限の「思いやり」と考えます。
これが逆に自分の不得意領域を他者に伝えようとしてもそれらは最適解にならないのでは?と私は考えます。
溺れている人を救済できるのは泳ぐスキルに長けた人であり、そうでない人が相手を助けようとしても、それはかえって大きな犠牲を払ってしまうリスクがあります。
そして泳ぎが巧みであることから多くの人間を助ける可能性が増えていきます。

たしかに自分が困っているときに相手に手を差し伸べるのは人として大事なものであり尊いものです。そんな思いやりのある人は私も尊敬します。

しかしながら職務において自身が力量不足である領域において、どんなに手を差し伸べようとしても上記目的を果たすことは難しいと考えます。

これらを踏まえると、多くの人に思いやりをもって接するには、まずはしっかりと自身の得意領域を磨き続けることが肝要であると考えます。

それらを形式知に変えていくことで多くの人が救済される。そしてはその思いやりを受けた方が自身の得意領域をまた別の人へ伝え、「思いやりの最適解の輪」が多くなり強固な組織が形成されていく。
そんな「自立心と向上心に溢れる思いやり」を私も実践すべく、自己研鑽を重ねていきたいと考えております。