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これから希少な人材になる為に
T.I
残業を減らしなさい、日本人は働きすぎ、残業月80時間を越えたら過労死ラインだ。
こうした声を耳にする事も多く、人材会社に勤めている私も、10年前と比べて働き方改革の進んだ会社がかなり増えたと感じています。
土日祝日は休みが当たり前、17時や18時で仕事が終了し、そこから遊びにいったり、家に帰って趣味の時間を過ごす。そうした事が出来る会社が普通の会社で、出来ない会社がブラック企業と言われたりします。
時代によって正しいと言われることが変わる為、これからもどう発展するか楽しみです。
ただ、時代によって変わらない真理というのもあると思います。
それは、資本主義経済の場合は、頑張った量に比例して成功や自己実現のチャンスが大きくなるという事です。
現在、新社会人にアンケートを取ると、実に8割近い方が出世をしたくない、給与よりも自分の時間が欲しい、と答えるそうです。
戦後の日本を支え、高度経済成長期にがむしゃらに働いてきた諸先輩方が聞いたら少し寂しい気持ちになりそうなものですが、そういう時代だからこそ輝く人たちがいるのもまた事実です。
それは単純で【努力をする人】だと思います。
私たちは大学を卒業する22歳までは勝手に成長します。
その理由は、時間とお金を自分に投資して（もらって）いるからです。
学校という場で嫌でも学ぶ時間を投資され、両親が皆さんの為にお金を投資したから成長しました。
けれど、大学卒業後も今まで通り勝手に成長すると錯覚してしまいがちです。
社会に出たら、仕事以外の時間とお金を自分に投資し、努力しなければ成長するはずがありません。
それが20代に意識できていなければ、30歳、40歳になって振り返った時、あれ？大学受験前の自分が一番賢かった(笑) となってしまいます。
そして、働き方改革で色々と制限されている今こそ、努力する癖がついている人は、社会から重宝され、どこにいっても必要とされる希少な人材になるのだと思います。
スターラボは面白い会社で、土日祝日休みで、新入社員も定時になったら普通に帰れるホワイトな会社ですが、努力して結果を出したら年齢関係なく、抜擢人事がおきる会社の為、色々なタイプの社員が上手く共存しています。
努力する事が選択されにくい今の社会の中で、皆さんはどちらを選択しますか？
